【雑記帳】Aether Est / エーテルエスト

シナリオ作成・ノベルゲーム制作・開発中の雑記をしたためます。

公開1周年、ありがとうございます!

エーテルエスト1周年ありがとうございます!

サイトを公開して今日で1周年が経ちました!!ホントにありがとうございます!!
ちなみに9月の中旬ごろは『融和性アルカディア -Anastasis- 』の公開1周年だったりします(5月のヤツは「制作1周年」でした)。はやいですね〜1年。

せっかくなので、いま進行中の創作の話でもしようかと思います。


■融和性アルカディア

言わずもがな、アナスタシス(声劇台本版)は去年の12月に最終更新を迎え、今年の5月あたりに外伝を公開しました。現在はラクリモサ(ゲーム版)を絶賛制作中です。

私自身のバタバタが落ち着き、ようやく昨日今日でアルカディアのイラストやら曲やらの制作が進められました。ピアノ主旋律メインでゼロから弾いて作っているんですが、話の雰囲気にマッチしていると思うので早く…聞いてほしいです。

本編もようやっと第9章に差し掛かりました。エルヴィンとオズワルドの話です!!!!も〜〜〜エルヴィンに関しては2次創作で大活躍すぎて、本編での性格こんな優しかったっけ…?という感覚に陥り始めてるので、ヤバイですね。よくないですね。笑

9月の中旬にアルカディア公開1周年を迎えるので、記念になにかしらのグッズを用意できればと思ってます。

■薔薇の掟(GL)

これ、私の中では完結しているんですが更新作業が滞っててすみません。言い訳させてもらうと、小説版とノベルゲーム版がもう用意されているんです…笑

ノベルゲー>小説版>声劇台本 の順で公開したいなと思っているので、今しばらくお待ちいただけたら幸いです。耽美百合はいいぞ…

パピヨンの翅跡(BL)

これは一言一句もまだ公開していないオリジナルBLですが、いずれ公開したいなと思ってます…違う形で世に放たれることになるかもしれません。プロットとか展開とかはもう構想があるので、あとは時間と気力だけって感じですね…。笑

役割を持った閉鎖学園モノのBLなので、好きな人は好きだろうな〜という感じです。なぜこれを作ろうと思っているかというと、単純にBLの修行がしたい…という感じですね。R18ゲームを一度作ってみたいなと思っているがゆえ、でもあります。

ほか短編台本は思いつき次第、更新していきたいと思います。

 

★ゲームリリースしました!
そして私が所属しているサークルで新作のゲームがリリースされました。まだちょっとバグとかはあるんですが遊べるので、サクッとプレイしていただけたら嬉しいです!私はがっつりシナリオ+監修で絡んでます。別名義ですが(アルカディアもその名前でリリースするかもしれません笑)

■探偵のとある推理は世界の再構築を引き起こすか?

novelgame.jp


お知らせいっぱい、いつもありがとうございます!

引き続き、エーテルエストをよろしくお願いいたします。

それではまた。

9/2 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです。

★9/2 Happy Birthday!

先日は『融和性アルカディア』アディソンのお誕生日でした!アディソンね……。彼(彼女)に関してはキャラ解釈の幅が広すぎて、今までもあんまり語ってこなかったのですが、いい機会なのでクドクドとキャラ語りしてみようかなと思います!

彼(彼女)に捧げる誕生花はこちら!

 

チューベローズ

花言葉は…

「危険な快楽」


一見、清楚で可憐な花ですが花言葉は恐ろしいですね。怖い…。アディソンも清楚で可憐な感じだったらピッタリだったのですが…でも本質は突いていると思います。

肩まで伸びたラフな黒髪に、扇情的な服装を纏う痩躯。年端のいかない子どもが若々しさを武器にして大人を煽るようなメスガキ仕様のキャラデザを意識してます。

アレ、子ども…?ん?でも雰囲気はやけに大人びているし…そもそも女の子?でも一人称ボクだし…という見る者を惑わせるのは流石。吸血鬼という「血を吸って生きる」種族の特性と言えるかもしれません。

アディソンはまだ良心を宿す魔物ですが、吸血鬼のなかにはもっとエゲツなく相手を翻弄させ、意のままに操ることを愉しみながら捕食するタイプもいるのだとか。

吸血鬼の住む国は「吸血鬼の女王が統べる王国」。リーリュエズスとエーデルシュタインの間、海のド真ん中に、休火山のような島が実は存在しているのですが、邪気が強すぎて人間の目では視認できません。

本編では語っていませんが、アディソンは実はその王国出身。彼(彼女)は人がいいので、女王や同種族に尻に敷かれるような立ち位置だったりします(第9話でいとも簡単に言いくるめられている様子から察するに難くないかもしれませんね…。

ただ、舐めていると痛い目に遭うのが魔物という存在。いくら親交的でも彼らの性質はやはり人間を捕食する生物です。

彼(彼女)は、「単純」で「悪気がない」──フランス語で言う「アンファンテリブル」が服を着て歩いているような存在です。シャーロットといい勝負するぐらい無邪気です。ただ性知識はあるのでその分は大人かもしれませんが…。

第7話をきっかけにパートナーになったルシウスは真逆のカタブツ人間。そんな誠実を地で行く人間が、体の関係あってこその吸血鬼と添い遂げることになるのも、CP萌えという感じがしますね。

アディソンとルシウスは言わずもがな、というか…わざわざ語ることもないんですよね。どうせ毎日一緒でしょ?二人のことは好きなんですがケンカしたり仲直りしたり忙しいラブラブカップルという感じなので、私から補足することはあんまりないですね。

現状、第13話の後は(ルシウス誕生日記事)でも書いたように、アルカディアの東の森の付近、廃墟地帯の一室に彼と住んでいます。誕生日と知るのはアディソンの口からでしょうか、あるいは契約主である彼の口からルシウスが知ることになったのか。定かではありませんが、日がな睦んでいることと拝察いたします。

「ルシウス…♡」「アディソン!」みたいな感じです。詳しくは書けないんですけど。こういうのを公式2次創作で書くべきなんでしょうね。すみません。

 

ということで、また次回。
それではまた。

6/26 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです。

★6/26 Happy Birthday!

遅れてすみません!おまたせしました!!実は6/26は『融和性アルカディア』オズワルドのお誕生日でした!!心根の優しい、アルカディアの良心的な存在として人気のあるキャラクターのうちの一人です。オズワルドは、安定して純粋ですよね…。わかります…。

機械人形であるオズワルドの誕生日。それは言わずもがな、製造日です。製造日と言ってしまうとロマンの欠片もなくなってしまいますね。彼がこの世に生を受けた日として、やはり誕生日と言ってあげるのが適切かなと思います。彼には心があるので、モノである以上にヒトであると考えるのが妥当でしょう(心の有無でモノであるかヒトであるかという論争は長くなるので割愛します…そういった哲学的な話は大好きですが)。

アルカディアのシンボルである時計塔。現在の管理人はエルヴィンですが、創造主は別にいます。一流の機械技師──エルヴィンのお爺さんにあたる人物が時計塔の造り主でした。

そのお爺さんが孫であるエルヴィンをモデルにして、オズワルドを造り上げたのです。生まれた当初の格好については本編の第9話にて簡単に語られていますので、ぜひご覧になってみてくださね。そんな彼に捧げる誕生花はこちらです!

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6/3 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです。

★6/3 Happy Birthday!

 

ついにこの日がやってきてしまいました。
(スゥ〜〜〜〜〜〜〜ッ…………)

 

リカルド、お誕生日おめでとう。

人狼あるいは聖職者としての彼

『融和性アルカディア』の主人公である彼の誕生日について、1ヶ月前くらいから意識していたはずなのですが、当日はなかなか実感が持てませんでした。「迎えてしまった」という実感の方が強かったのかもしれません。迎えてしまったら、あとはもう終わるだけ…ですからね。

しかし彼が「生まれてくれた」という事実は恒常的かつ永久的な事実として不変なものなので、一方で「生まれたが何か?」という気持ちでもありました。彼について語りたいことが多すぎて、逆に諦めの境地でもいました。が、ようやく筆を執ることが叶いました。

初っ端から哲学じみた持論を失礼しました。結論、これほどまでに私を饒舌にさせるということなので、やはり彼は私にとって特別な存在なのだと思います。後述しますが、彼にまつわるモノのせいで4月末から約1ヶ月もの間、毎日リカルドについて考えさせられましたからね…。

リカルドについて考えている時間は、自然と頬が緩み、幸せを感じます。リカルド、生まれてきてくれて本当にありがとう。彼に捧げる誕生花を紹介しようと思います。

スイカズラ 別名:金銀花

花言葉は…

「愛の絆」「献身的な愛」

言わずもがな、彼という人の心を表しているでしょう。私はこの花言葉を見かけたときにオルガにするか…と迷ったのですが、だからこそリカルドの誕生花にしました。彼と彼女は一心同体とも言えますから、オルガなくして“リカルド”はリカルドたり得ないのです。その逆もまた然りです。

本編ではその身を犠牲にして彼女の命を救いました。例え世界を敵に回しても、リカルドはオルガを選ぶと断言しています。これを〈愛〉と呼ばずして何と呼ぶでしょうか?

本編では第1話の後、ふたりで過ごす描写はないので、何が彼をそこまで…と思う方もいらっしゃるかもしれません。お察しの方は鋭いですね。例によってラクリモサで語られます。笑

オルガもオルガで一物を抱えている。リカルドもリカルドで一物と抱えている。誰に打ち明けられるような内容でもないからこそ、受容しあえた時の喜びは大きいものでしょう。そのとき出逢ったのが偶然、彼と彼女であっただけで、もしかしたら他の誰かでもよかった。その可能性はあり得ます。

しかしだからこそ、運命以外の何かが働いているのではないかとも思えます。運命や必然ではない「偶然」だからこその奇跡。『融和性アルカディア』において「魂の心臓」を宿す相手同士だったから、とも言い換えられます。

「魂の心臓」を持つ片割れは世界のどこかに居ますが、必ず引き逢えるわけではありません。他の誰かが代替となることもできます。最も結びつきが強いだけであって、絶対的なポジションであるわけではないからです。

リカルドとオルガの出逢いも、ビビッときた!というより、ともに居る年月を重ねて「魂の心臓」が育っていった、と考えるのが妥当でしょう。ふたりがお互いを想う時間によってふたりの間の苗が成長し、愛という木が大きく育った、ということになるのでしょうね。

さて、リカルドというよりリカオルリカの話をしてしまいました…。本命CP(カップリング)だけあって、幾らでも語れてしまいます。リカルドに関してはラクリモサで主人公ポジションなだけあって表出する機会も多いので、初回はこの程度にしておきましょう…(初回?)

ここからはいつも通り、誕生日エピソードをしたためてみようと思います。とはいえ、居なくなってしまった両親以外にリカルドの誕生日を知るのは、グレンとお爺さんのふたりだけです。グレンが教会を訪れるのは、第11話以後。まさかそのタイミングで誕生日の話を持ち出すとも思えませんので、オルガがリカルドを誕生日を知るのは第13話以降。つまり、生身で祝ってあげることは叶いません(こういうのを2次創作で補完するべきなんでしょうね…)。

なので、時を遡り、お爺さんが生存していた時──リカルドが飲食店を手伝っていた時代の話になりましょうか。

リカルドはお爺さんの店を手伝っていたので料理がそこそこできる(店で提供できるレベル)のですが、グレンはお爺さんの親友+リカルドの主治医ということもあり、よく食べに訪れていました。グレンは人嫌いなので用事もなく村に来ることもないのですが、彼にとってふたりは特別だったようです。

店といっても、もともとひとりで切り盛りしていたので、キッチンカー程度の小さい店ではあるのですが…。普段通りに営業し、閉店し終えてエプロンを外したリカルドを店外席に座らせ、お爺さんが手作りケーキを差し出す。リカルドは「俺のためにわざわざ…」と小さく照れながら、仕事で疲れた身体を甘いもので癒やしましたとさ。

…という感じでしょうか。誕生日エピソードが短いと感じた方はすみません。私のリカルド愛がすごすぎて、これ以上は本気になってしまいそうなので勘弁してください。

どうかリカルド(とオルガ)の行く末に、世界神の守護がありますように。
祈りの言葉を結びとして、お知らせに移りたいと思います。

 

なんとですね…

彼の誕生日を祝い…

 

★2次創作BL『最高の相性』頒布のお知らせ

エルヴィンとリカルドの2次創作BL小説を公開しようと思います!
リカルドからした誕生日に自身の陵辱小説を晒されるという、とんだ悪魔の所業もといサプライズだとは思うのですが、私もまだ心の準備ができていません…。

なので、期間限定で公開します。この週末1〜2日の間で公開を取り下げようと思うので、ご興味がある方はお早めのDLをオススメいたします。急かすようで…と思いつつ、創作物を公開するのが初めてなものでご容赦ください…慣れていきたいとは思っています。

約1ヶ月もの間、つれづれなるままに妄想を書き綴ったBL小説は、全年齢版(R15描写あり)と成人向け(R18描写あり)に分かれております。成人向けの方はガッツリとセンシティブシーンが追記されているだけで、全年齢版はエロシーンカットみたいなイメージですね。展開やエンディングは変わりないので、どちらかだけでも問題ないと思います。エルヴィンとリカルドがかなり濃厚に絡んでいます。


■ぜひ、お好きな方をどうぞ!

aether-est.booth.pm

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それではまた。

外伝補記

 

こんにちは。エーテルエストです。

突然ですが…

 

アルカディア制作開始より1周年を迎えました!

先日5/4に、【融和性アルカディア】制作開始より1周年を迎えました。本当にありがとうございます…!

ふとした瞬間に制作をスタートしてから、ほぼ365日ずっとアルカディアのことについて考えてきました。本編(アナスタシス)の構成、内容、キャラクター、ゲーム版(ラクリモサ)のシナリオ、BGM制作、キャラソン制作、スチル制作、立ち絵制作、はては2次創作にいたるまで…

アルカディアやっていなかったら、できていなかったこと」が非常に多く、変な話、自分自身が一番アルカディアに対して感謝しています。せっかくなので、アルカディア制作のよもやま話をいくつか綴ってみようかと思います。

アルカディア制作スタートのきっかけ

もともとは録音環境が不安定になってきた中「どうやったらボイスコンテンツに携わり続けることができるか」という想いから「そうだ、台本作ってみよう」という発想になり、「じゃあ“聞き流す本”みたいなのが、面白いんじゃないか」と、独白・風景描写アリの1on1台本ができあがりました。

そのスタートが、以前にもお伝えしたと思いますが、第4話です。初稿からかなり手は加わっていますし、ラクリモサシナリオから逆輸入した台詞もあるのですが、読んでいただくとなかなかに「アルカディア」が手探りな感じを感じていただけると思います。笑

逆に、第11話らへんはどうやってまとめたのか、あまり記憶にありません…。とにかく掛け合いしてほしいキャラ同士に伏線回収させつつ、カワイイ会話をさせたい、みたいな感じだったような?

★全体のコンセプトについて

ありがたいことに、お声いただけることも増えてきて…「第n話が面白かったよ」「誰々と誰々の掛け合いが好き!」「このシーンのこの台詞がいい!」など嬉しいお言葉を、ありがとうございます。

自分が面白いと思えない作品はそもそも世に出さないというこだわりもありますが、わかりやすく「恋愛」や「友情」のようなテーマで描いておらず、真髄はもっともっと、深い部分にさり気なく存在させている作品です。

もちろん要素的にそれらを含んではいますが、1on1の会話(平均約40分)から垣間見えるキャラクター同士の言葉は、情緒のやり取り”のような、ガラス細工のように繊細なもの。

中世ファンタジー、人間×人外、雑多CPという作品カテゴライズ自体をわかりやすく設定しているのも、物語全体で描きたい底の部分”に目を向けていただきたいというところに起因しています。

声劇」というコンテンツひとつとっても/役を演じる/感情移入する/キャラになりきる など、さまざま向き合い方は人それぞれあると思いますが【融和性アルカディア -Anastasis- 】については、彼あるいは彼女の視点を通して物語の深部に共感していただいたときこそ、輝きを放ち始める台本です。

キャラクターの心情に同調して、台詞を声に出していただけたとき。その瞬間、本当に【融和性アルカディア】を知っていただけたと言っても過言ではないでしょう。

余談ですが、台本ではなく単純に「読み物」としても面白いと言っていただけるたびに、狂喜乱舞する思いでございます。全話を読んでからまた戻ると、読み方が変わりますよね。何度も読み返していただけるのも、アルカディアの特長かもしれません。伏線ギミックも凝らしているので、制作冥利につきるというものです。ぜひお好きなだけお読みいただけたら嬉しいです〜!

これからもより多くの方に、アルカディアが何らかの融和をもたらせますように。1周年の先を祈念して、ここらへんでご挨拶の筆を置かせていただければと思います。

なんと、ここからが本題なんです!笑

 

新シナリオ追加しました!

【融和性アルカディア -Anastasis-】外伝を、更新しました!
リカルドとオルガが人狼の子どもを拾うお話でした。
当記事はネタバレを含むため、【外伝】読了後に読むことをオススメします。

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4/20 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです。

★4/20 Happy Birthday!

遅ればせながら、4/20は『融和性アルカディア』ソフィのお誕生日でした〜〜〜!おめでとう〜〜〜〜!!めでたいな〜〜〜〜!!もう25日じゃん!というツッコミは僭越ながら見て見ぬふり(聞いて聞かぬふり)をさせていただきます……。

潤んだ水色の長い髪の毛に、たよりなさを感じる華奢な体躯。気怠げな瞳ながら、向ける視線に鋭さを孕む、ちょっぴり近づきがたさを感じる大人びた少女のような見た目をしている。そんなエルフの女王であるソフィは、2000歳を有に超えています。

エルフという種族は魔族の中でもかなり長寿の部類です。そのうえ、歳を重ねれば重ねるたびに見た目がどんどん若返っていく、という特異性を持っています。生まれたばかりは幼く、中年ぐらいで成人女性、その先は再び若返るようなイメージです。ある一定ライン以上は老けないといった方が判りやすいかもですね。

女王だから最高齢というわけではないので、ソフィよりも年上のエルフもごろごろいますが、みんなソフィよりも見た目は若い。つまりロリであればあるほど高齢者、というのがエルフの世界の掟です。無知な冒険者は何度、幼気なエルフ達を舐めてかかり、痛い目に遭ってきたことか……。

人間を軽視している気高きエルフ族の長。彼女にとって1年など些末な年月でしょうが、今日という日(厳密には5日前)を祝って、誕生花を捧げたいと思います。

イキシア

花言葉は…

「誇り高い」「秘めた恋」「団結」

う〜ん、女王であるソフィのためにある花…と言っても過言ではありませんね。誇り高き一族。団結力のあるエルフの群衆。そして「秘めた恋」について少し触れておきましょう。

第6話、第10話を読んで察せられたかも判りませんが、ソフィは人間を侮蔑しているようで、少し人間に甘い部分があったりします。それは長年、エルフ族の長として務めてきたうえで培われた寛容さかもしれませんし、彼女自身の性質によるものなのかもしれません。

本編でも彼女が語っていますが、アルフレッドと出逢う前──大昔のことです)。西の森はエルフ達の王国として栄えていました。周辺の環境とは一線を画し、森に棲めるのは一定以上の知能がある魔物だけ。

エルフ達の持つ智慧を求めて西の森に人間が訪れることは珍しくありませんでしたが、そも人間など以ての外。すぐにエルフ達によって返り討ちにされていました。ただ、エルフ達が唯一、人間の文化で好んでいるものがありました。

それは研究者や学者などが持ちうる専門的な知見。さすがは「智慧の精霊」とも呼ばれるエルフ。未知の分野に対しては好奇心を隠すことなく、あるとき、学者御一行の滞在を許可します。その中に、後に賢者の石の生成を叶えた「大賢者」がいて、ソフィはその青年の実験に加担することとなりました。

ソフィが女王の座に君臨し、大賢者の青年と出逢い、賢者の石の生成が失敗する。ここの描写はラクリモサで詳細に語られていますので、ぜひそちらをお楽しみに。本筋はかなり王道のファンタジーですが、一貫してエルフ目線の懊悩や葛藤を交えて語られるシナリオは、稀有かもしれません…。

そんなソフィが迎える誕生日。時系列をアナスタシス13話以降と仮定しましょう。徐々に生態系を取り戻した西の森には、まず魔法の源である五大原素(火・水・風・土・光)を司る精霊たちが帰ってきて、森全体が生命力を取り戻し始めるのではないでしょうか。

幽閉された森の奥で再び一人ぼっちになり、アルフレッドへの想念を重ねる日々。時折、宮殿の外を出歩きながら──曠日弥久の歳月を経て、少しずつ彼女は元の世界を取り戻していく感覚を覚えることでしょう。

側近も従者も戻り、罪咎も時効となる。エルフ達が傅く中心には、以前のように、あるいは少し大人びた(幼くなった)ソフィの微笑みが咲いていてほしい、と思います。…大好きだったアルフレッド。どれだけ願っても彼だけは帰ってきませんが、彼の存在がもたらしてくれた恩恵であることは、彼女にとって確かな過去であり、この先の未来に繋がっていくはずです。

ということで、次回のお知らせです。

★次回更新&お知らせについて

前回に引き続き、2次創作にかまけていたらもうGWに突入しようとしています!早いものですね。融和性アルカディアの初稿が生まれたのは、そう…1年前の、5月4日のことでした…。

そこから今日まで、およそ365日アルカディア三昧な日々を送ってきたわけですが、驚くべきことにやってもやっても終わりません!むしろ必要業務が増える日々。ただアルカディアに割ける時間は正直、睡眠よりも体力・精神力が回復するのでありがたい限りです。

というわけで1周年記念のためになんかやろうかなってことで、スピンオフの公開を予定しています。声劇台本版を公開して、後追いの形で小説版(加筆修正あり/心理描写や行動、情景補完)を公開しようかな〜と思ってます。どこで公開するかはまだ考え中です。

かつ、キャラクターを一覧できるページを…そろそろ本当に作りたい…と思っているので、正式立ち絵の制作をぼちぼち進めていこうかなって思っています。この雑記帳で16人集合絵を公開していますが、あれは単に「登場人物のビジュアルを可視化したい/身長差が見たい」っていう動機だけで作ったので…大元に変更はないですが、ちょこちょこデザインとかも手を入れています。

あの初期立ち絵は1人につき6時間程度でシュババと描いたやつですが、正式立ち絵はじっくり取り組んでいることもあり、リカルドは丸2日かかりました。塗りはいいんですが、塗りまでの工程が長いんですよね。立ち絵修行ですよ。立ち絵作業、好きなので問題はないんですが腰と肩が悲鳴をあげてます。

1周年準備の話はさておき、息抜きに2次創作でエルヴィン×リカルドの小話をしたためていて「終わんね〜な」と思って文字カウントしてみたら、軽率に1万字越えてて笑いました。俺、また万字超えちゃいました?ほんと気を抜くとす〜ぐ万字超える。

エルリカはややマニアックな内容なのでpixvFANBOXか、PDFで配布するかもしれないです。性描写はありませんので堂々とね。過度な暴力描写がメインなので……だめだR17だこれ。す〜ぐセンシティブに引っかかる。

そうそう、4月末〜5月頭にかけて、pixivFANBOXで4月分の落描きまとめを投稿予定です!くだらないイラストしか上げないと思いますが、よければ眺めに来てみてくださいね。

aether-est.fanbox.cc

それではまた。

4/6 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです。

★4/6 Happy Birthday!

4/6は『融和性アルカディア』ルシウスのお誕生日でした!おめでとうルシウス!!オールバックを崩すと勤務中とのギャップがありすぎてもはや誰だかわからないレベルのギャップ系男子ルシウス!

ルシウスはアルカディアの存在するリーリュエズス大陸ではない、エーデルシュタインという大陸国出身です。思えば使用言語も文化も生息種族も何もかもが違う他大陸にひとりだけ取込されるって……かなりハードモードですね……。

でも心身ともに屈強な彼なら乗り切ってくれるはずです!現に、上位級の魔物である吸血鬼をパートナーとしていますから!まあまあ。楽しくいきましょう!というわけでそんな彼に贈る誕生花はこちら!

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ナスタチウム、別名キンレンカ

花言葉は…

愛国心」「勝利」「困難に打ち克つ」

三本立てですね。もうすべてがルシウスですね。本編中では「勝利」?という展開でしたが…(展開と打ったら天界と出てきてしまって、フフッてなりました)。

エーデルシュタインへの誇りを胸に、勝利にこだわってはいました。ただ仕方がないです。魔物の大群に人間風情が勝てるわけがないので。それでも、彼はアルカディアに残る決心を、アディソンと歩んでいく決意をしました。まさしくその決断は、彼自身が困難に打ち克った証だと言えるでしょう。

現在はアディソンと関係を持ち、東の森の付近、廃墟地帯の一室に拠点を置いています。アディソンは決まった棲家を持っていませんでした。他大陸(というか孤立した魔物の島)から訪れていたからです。しかしルシウスと出逢ってからは居住をともにするようになりました。

アディソンは吸血鬼という種族上、どうしても性事情に奔放な部分があるので、帰りの遅い夜などルシウスをどれほどヤキモキさせていることか……。ルシウスの心情の乱れぶりは、11話でもチラ見えしていますね。笑

またルシウスは、アルカディアの衛兵として雇われています。厳密には、アルカディアのシンボルである時計塔の管理人であるエルヴィンに雇われています。エルヴィンとルシウスは、しばしば時計塔内部、エルヴィンのアトリエで話をしますが、だいたいいつも神出鬼没のアディソンもいます。+グリゼルダが居合わせた4人で対話を行っている場合が多いです。

ただその空気は、決して和気あいあいという感じではありません。ことの始まりは第7話以後。ルシウスが衛兵のスカウトを受けるべく足を運んだ時計塔内部。そこで見たグリゼルダ(顔はよく見えない)に惹かれて勢いのあまり口説きにかかったところをエルヴィンに聞かれ、彼の逆鱗に触れてしまいます。

「ちょうどいい。お顔を見せてあげるといいでしょう」と静かにキレるわけですが、彼女が邪神の末裔で石化能力があることを知らないルシウスはやや嬉々とし、グリゼルダは(彼を少し怒らせてしまった)と自らの美貌への無自覚を極め、アディソンは「ボクというものがありながらルシウスー!」とぷんすかしている。そんな人間模様です。

さて、アナスタシスの世界線で、今日はどんな誕生日を送っているだろうかと巡らせてみたのですが……いつも通り衛兵として従事するために出勤しただろう彼。そこに雇い主であるエルヴィンが顔を出して「今日、仕事が終わったらここに来てください」とバーの名前が書かれた名刺を手渡す。そのバーはルシウスがよく行くバー(第11話のとこ)で、仕事の話だろうか、エルヴィンが自分を呼びつけるなんて珍しいな、と思いながら、雇い主による司令なので怪訝に思いながらも承諾。

仕事を終えて向かった先のバーでエルヴィンと酒を頼み、軽く世間話を交わしたのちにエルヴィンが急用で帰らねばと言い始め「せっかくなのでごゆっくり」とさり気なくルシウス卓分の支払いを済ませつつ帰る。

ややあって扉を潜ったミゲルがルシウスの姿に気づき、久々に見た異国の友の姿にお互い高揚し、一緒にお酒を飲んで盛り上がる。そこにアディソンが訪れて、妖艶な姿で周囲の客をどよめかせつつ、ミゲルが「噂に聞いてたカレ?カノジョ?」とふたりの間をつつき、バーのマスター「お誕生日だってね。聞いたよ。おめでとう」とオリジナルカクテルをプレゼントされ、三人で仲良く夜を明かす、みたいな賑やかな誕生日の夜になっていそうです。

ちなみに、エルヴィンやミゲルがルシウスの居場所に行ったり、バーのマスターから祝われたりしたのはエルヴィンによる入れ知恵でしょう。宿泊許可をもらいに手続きを踏みにきたミゲルに「そういえば、彼をバーで見かけましたよ」的なことを言ったのでしょう。エルヴィン自身がそこに彼を置き去りにしたのにもかかわらず。

純粋な心で「エルヴィンによる計らいだったのか」とルシウスが気づくのは翌日になってからのことですが、実はルシウスの知らない裏話があります。

エルヴィンが彼の誕生日を祝ったのは、アルカディアを嗅ぎ回る隣国の偵察集団から「情報を持ってこい」とアディソンに命令するため。つまり、ルシウスを利用してアディソンに借りを作るために、誕生日を祝ってあげたのだ、という説もあります。きっと彼は言うでしょう。「僕が見返りもなしに親切にすると思いますか?」

そうしてアディソンは偵察集団に身売りをさせられ(もともと性事情は奔放なので問題はないのですが)、アルカディアの平穏は保たれ、なんにも知らないルシウスは「いい誕生日だったな」と思うのでしょう。なんて楽しい誕生日!

 

ということで、次回のお知らせです。

★次回更新&お知らせについて

そういえば、pixivFANBOXを作りました!今回のように「キャラの誕生日」や「公式的なお知らせ」は、引き続きこのブログで行う予定ですが、pixivFANBOXでは「公式ではないお知らせ」、つまり2次創作の類を更新していくすみ分けをしていこうかなと思っています。

2次創作ね……2次創作……。私自身、それほど2次創作にハマったことはないのですが(特定の作品の特定のCPだけは永遠に推し続ける癖がある)、アルカディアのCPで公式設定ではない絡ませ方をしたら、なんというかドツボにハマッてしまいました。

アナスタシスではもちろん、ラクリモサでもノヴァでも絶対にそんな掛け合いや反応はしないだろ、ということを平気でやってのけてくれるので、原作厨の心と常に葛藤しつつ、カップリングおいしい!カップリングおいしい!と言いながら、睡眠時間を2次創作に費やしてます。

公式はまったく関係なく2次創作の話として、グレン×リカルドやエルヴィン×リカルド、グリゼルダ×ソフィみたいな組み合わせ、かなりキテます。特にエルリカ、やばい。性癖にぶっ刺さりです。混ぜるな危険。今更ですがアルカディアに性別という概念はあるようでないので、ALLCPです。

いずれ同人誌を出す勢いなのですよね。BOOTH頒布とかも射程距離内。ゲームより先に公式が非公式2次創作コピー本を出したらかなりウケるんだが。

イラストや漫画やSSを載せつつ、BL・GL含めた2次創作をpixivFANBOXでしていければ〜と思っています!!キャラソンやオリジナル曲も聴けますが、ラクリモサ公開後に全体公開にする予定ですので、待てば聴けます。何年後になるかは未定です。

たぶんこっちのブログより更新頻度は高い気がするので、いいねだけでも押してってください!あんなんいくらあってもいいですからね。もし見てみたいCP、推しているCPがありましたら、おたよりお寄せくださいませ。書いたり描いたりするかもしれません。aether-est.fanbox.cc

それではまた。