【雑記帳】Aether Est / エーテルエスト

シナリオ作成・ノベルゲーム制作・開発中の雑記をしたためます。

4/20 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです。

★4/20 Happy Birthday!

遅ればせながら、4/20は『融和性アルカディア』ソフィのお誕生日でした〜〜〜!おめでとう〜〜〜〜!!めでたいな〜〜〜〜!!もう25日じゃん!というツッコミは僭越ながら見て見ぬふり(聞いて聞かぬふり)をさせていただきます……。

潤んだ水色の長い髪の毛に、たよりなさを感じる華奢な体躯。気怠げな瞳ながら、向ける視線に鋭さを孕む、ちょっぴり近づきがたさを感じる大人びた少女のような見た目をしている。そんなエルフの女王であるソフィは、2000歳を有に超えています。

エルフという種族は魔族の中でもかなり長寿の部類です。そのうえ、歳を重ねれば重ねるたびに見た目がどんどん若返っていく、という特異性を持っています。生まれたばかりは幼く、中年ぐらいで成人女性、その先は再び若返るようなイメージです。ある一定ライン以上は老けないといった方が判りやすいかもですね。

女王だから最高齢というわけではないので、ソフィよりも年上のエルフもごろごろいますが、みんなソフィよりも見た目は若い。つまりロリであればあるほど高齢者、というのがエルフの世界の掟です。無知な冒険者は何度、幼気なエルフ達を舐めてかかり、痛い目に遭ってきたことか……。

人間を軽視している気高きエルフ族の長。彼女にとって1年など些末な年月でしょうが、今日という日(厳密には5日前)を祝って、誕生花を捧げたいと思います。

イキシア

花言葉は…

「誇り高い」「秘めた恋」「団結」

う〜ん、女王であるソフィのためにある花…と言っても過言ではありませんね。誇り高き一族。団結力のあるエルフの群衆。そして「秘めた恋」について少し触れておきましょう。

第6話、第10話を読んで察せられたかも判りませんが、ソフィは人間を侮蔑しているようで、少し人間に甘い部分があったりします。それは長年、エルフ族の長として務めてきたうえで培われた寛容さかもしれませんし、彼女自身の性質によるものなのかもしれません。

本編でも彼女が語っていますが、アルフレッドと出逢う前──大昔のことです)。西の森はエルフ達の王国として栄えていました。周辺の環境とは一線を画し、森に棲めるのは一定以上の知能がある魔物だけ。

エルフ達の持つ智慧を求めて西の森に人間が訪れることは珍しくありませんでしたが、そも人間など以ての外。すぐにエルフ達によって返り討ちにされていました。ただ、エルフ達が唯一、人間の文化で好んでいるものがありました。

それは研究者や学者などが持ちうる専門的な知見。さすがは「智慧の精霊」とも呼ばれるエルフ。未知の分野に対しては好奇心を隠すことなく、あるとき、学者御一行の滞在を許可します。その中に、後に賢者の石の生成を叶えた「大賢者」がいて、ソフィはその青年の実験に加担することとなりました。

ソフィが女王の座に君臨し、大賢者の青年と出逢い、賢者の石の生成が失敗する。ここの描写はラクリモサで詳細に語られていますので、ぜひそちらをお楽しみに。本筋はかなり王道のファンタジーですが、一貫してエルフ目線の懊悩や葛藤を交えて語られるシナリオは、稀有かもしれません…。

そんなソフィが迎える誕生日。時系列をアナスタシス13話以降と仮定しましょう。徐々に生態系を取り戻した西の森には、まず魔法の源である五大原素(火・水・風・土・光)を司る精霊たちが帰ってきて、森全体が生命力を取り戻し始めるのではないでしょうか。

幽閉された森の奥で再び一人ぼっちになり、アルフレッドへの想念を重ねる日々。時折、宮殿の外を出歩きながら──曠日弥久の歳月を経て、少しずつ彼女は元の世界を取り戻していく感覚を覚えることでしょう。

側近も従者も戻り、罪咎も時効となる。エルフ達が傅く中心には、以前のように、あるいは少し大人びた(幼くなった)ソフィの微笑みが咲いていてほしい、と思います。…大好きだったアルフレッド。どれだけ願っても彼だけは帰ってきませんが、彼の存在がもたらしてくれた恩恵であることは、彼女にとって確かな過去であり、この先の未来に繋がっていくはずです。

ということで、次回のお知らせです。

★次回更新&お知らせについて

前回に引き続き、2次創作にかまけていたらもうGWに突入しようとしています!早いものですね。融和性アルカディアの初稿が生まれたのは、そう…1年前の、5月4日のことでした…。

そこから今日まで、およそ365日アルカディア三昧な日々を送ってきたわけですが、驚くべきことにやってもやっても終わりません!むしろ必要業務が増える日々。ただアルカディアに割ける時間は正直、睡眠よりも体力・精神力が回復するのでありがたい限りです。

というわけで1周年記念のためになんかやろうかなってことで、スピンオフの公開を予定しています。声劇台本版を公開して、後追いの形で小説版(加筆修正あり/心理描写や行動、情景補完)を公開しようかな〜と思ってます。どこで公開するかはまだ考え中です。

かつ、キャラクターを一覧できるページを…そろそろ本当に作りたい…と思っているので、正式立ち絵の制作をぼちぼち進めていこうかなって思っています。この雑記帳で16人集合絵を公開していますが、あれは単に「登場人物のビジュアルを可視化したい/身長差が見たい」っていう動機だけで作ったので…大元に変更はないですが、ちょこちょこデザインとかも手を入れています。

あの初期立ち絵は1人につき6時間程度でシュババと描いたやつですが、正式立ち絵はじっくり取り組んでいることもあり、リカルドは丸2日かかりました。塗りはいいんですが、塗りまでの工程が長いんですよね。立ち絵修行ですよ。立ち絵作業、好きなので問題はないんですが腰と肩が悲鳴をあげてます。

1周年準備の話はさておき、息抜きに2次創作でエルヴィン×リカルドの小話をしたためていて「終わんね〜な」と思って文字カウントしてみたら、軽率に1万字越えてて笑いました。俺、また万字超えちゃいました?ほんと気を抜くとす〜ぐ万字超える。

エルリカはややマニアックな内容なのでpixvFANBOXか、PDFで配布するかもしれないです。性描写はありませんので堂々とね。過度な暴力描写がメインなので……だめだR17だこれ。す〜ぐセンシティブに引っかかる。

そうそう、4月末〜5月頭にかけて、pixivFANBOXで4月分の落描きまとめを投稿予定です!くだらないイラストしか上げないと思いますが、よければ眺めに来てみてくださいね。

aether-est.fanbox.cc

それではまた。