【雑記帳】Aether Est / エーテルエスト

シナリオ作成・ノベルゲーム制作・開発中の雑記をしたためます。

3/16 誕生日おめでとう!

こんにちは。エーテルエストです!
今更ながら個人サークル名「エーテルエスト」と言います。
語源はラテン語です。よろしくお願いします!

★3/16 Happy Birthday!

本日は葬儀屋シルヴェスターの誕生日です!!!!おめでとうシルヴェスター!!!!!
イラストを描かれたりゲームの目パチ実装されたりと何かと優遇されているように思えるシルヴェスター。別に贔屓してるわけじゃないですがTwitterでの進捗報告でも出演頻度高めな気がします。

さて、本日の主役である彼はルダスコートの出身。ルダスコートは第8話でも軽く紹介されていましたが、どんな都市かを軽くおさらいすると、カジノやアミューズメント施設で独自の発展を遂げてきた、世界で有数の金持ちが訪れる巨大な遊楽都市。富豪御用達のリゾート地としても有名です。

位置的にはリーリュエズス大陸の真ん中にぽっかりと空いた湖。そこに浮かぶようにして造設された人工的な街ですね。ルダスコートへと入るには橋を渡り、検問をくぐる必要があります。セキュリティが万全であらゆる人々が安全に過ごせる都市──というのは表向き。

その実、人身売買や闇取引が行われているとも密かに囁かれています。盗賊、殺し屋、闇魔術師、呪術師など、後ろ暗い職業の人々が多く、「悪い子はルダスコートに置いてけぼり」というスラングが生まれる元になったとか。

治安がよくないにもかかわらず発展しているのは、やはり経済層への恩恵が厚いからなのでしょう。ルダスコートの民はもれなく拝金主義的。金になるなら努力はむろん血も惜しまず、臓器も死体も信頼関係すら売り飛ばすような人種が集うヤバイところです。

そんな疑心暗鬼待ったなしの環境で育ってきたシルヴェスターは、物心ついたときから盗賊ギルドに所属していました。誰が親で、どこに本籍があるのかも判らない子どもたちばかり。若者が生計を立てていくために形振り構っていられないようなところで、盗賊ギルドが同じような境遇を持つ子たちの拠り所となっていくのは、ある種自然なことのようにも思えます。

彼もまた、そのうちのひとりとして、ネオンの陰に隠れるように、裏路地で人生を歩んでいたわけですが、あるひとりの人間と出逢います。アルカディアでギルバートと出逢う前に、彼にはパートナーとも言える大切な相棒が居たのです。

その相棒とのルダスコートでの生活は……ラクリモサにて語られます!!(いつもの)
しんみりとしてしまう前に、彼に誕生花を贈りましょう!

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ハナズオウ

花言葉は…

「裏切り」「不信仰」

だいぶ解釈一致ではないでしょうか。なぜ「裏切り」なのかについては、ラクリモサをお読みいただければ判明します。というか彼の話はそこについて語られるためにあると言っても過言ではありません。片目を失ってしまったこととも、関係しそうですね。関係しないかもしれませんが。

葬儀屋という「神の元へと送る」職業である彼が「不信仰」というのは、かなり皮肉が効いていて、シルヴェスタ〜!と作者はひとりで盛り上がっています。聖職者とも言える彼が神様を信じていない。かつ、その現相棒が“死神”というのが、かなりアツイなと感じますね。

第13話を迎えたあとのギルバートとの関係ですが、ギルバートが「天界に戻れる日も近い」と匂わせているだけで、シルヴェスターの傍を離れる気配はないように思います。なんだかんだ、天界で過ごすよりもシルヴェスターと相棒関係で魂狩りをしていた日々を楽しく思えていそうですね。喧嘩のような言い合いをしながら実は仲が良いというね(このバディの関係値は完全に私の好みです…………)。

第13話の誕生日を迎えたとするなら、昼頃に仕事を終えて、元相棒の墓参りを終えてきた折。オリヴィアから「作ってあげたら驚く顔が見れると思うわよ」と入れ知恵されたリカルドが、シルヴェスターに「ラベンダー入りのサシェ」を手渡す。驚いたような顔で素直にお礼を言うシルヴェスターに対し、意外な反応だなとやや面食らうリカルドにオリヴィアが「思い出の香りなのよ」なんて言って、「珍しいもの持ってるね?」とギルバートが茶々を入れて、結局4人で過ごすことになったりしていそうだ。ラベンダーの下りについてはラクリモサで判明します。笑

端から見るとリカルドとシルヴェスターがふたりでいるようにしか見えないのですが、彼らは墓地で、葬儀屋の誕生日に乾杯しているんでしょうか。死神と天使はネクタルを。シルヴェスターはエールを気が済むまで。彼の話に相槌を打ちながら、リカルドも控えめにエールを…(飲めないわけではありませんが、あまりお酒をグイグイ飲む方ではないようですので)。天高く月影清かに、巨大な月が浮かぶ、賑やかな夜になるといいですね。

ということで、次回のお知らせです。

★次回更新について

4月はブログの更新が2回あると思います。なぜなら誕生日を迎えるキャラが2人もいるからです。ちょっと間隔は空きますが。
現在、私は別のプロジェクトを複数並行しているので、なかなかアルカディアに没頭できず。戻ってこい私の日常〜〜!!!と思いながら4月頭までせかせかしています。アルカディアを普遍的にこなしていた日々は、紛れもない平穏だったんですね。早く日常を取り戻したいところです──

最後に、シルヴェスターの目パチ実装ツイートを貼っておきます。

それではまた。

2/10 誕生日おめでとう!

こんにちは。歩くです。

★2/10 Happy Birthday!

先日2/10は『融和性アルカディア』ウォルターのお誕生日でした!おめでとうウォルター!

この3連休を生きがいにしていたんですが、何やらバタバタしているうちにいつの間にか初日を迎えておりました。ちょっと遅れちゃってごめんね…涙。この雑記を書くのもまるっと1ヶ月ぶりくらいで、よく毎週更新してたなあと謎の懐古を抱いております。

さて、ウォルターの出身は、第2話で本人の口から語られたように、ミストリウムという国です。本編では充分な説明はされておりませんが、ミストリウムはいわば前衛的な先進都市。科学者達により魔術研究が発達し、文明に革新をもたらし、多くの魔術師や科学者を輩出している都市国家です。

…正しくは「でした」、でしょうか。そんな素晴らしい国家も、とある科学者のミスによって壊滅してしまい、今や水中に沈む退廃都市となってしまいました。その戦犯は言わずもがなですね。ことの詳細は、ぜひ第2話を読み直してみてください。

アルカディアにいたるまでも、薬師としての手腕で多くの人の「願い」を叶えてきたウォルター。彼が「薬」で願いを叶えた相手は第13話のオルガ、そして、第4話のエレノアもそうでした(人魚である彼女は、彼の薬で異種転生を叶えたのでしたね)。

本編(アナスタシス)ではまったく触れられない、ウォルターとエレノアの出会い。どのようにして出会い、どのように願いを叶えたのか?彼と彼女の、静かな入り江の話はゲーム版(ラクリモサ)にて、丁寧に描かれています。何気に、シャーロット以外の女性キャラと1on1で話す描写は珍しいかもしれません。

さて、そんな彼に捧げる誕生花はこちらです。

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ヒマラヤユキノシタ

花言葉は…

「秘めた感情」

まさしく…ですね。艷やかな淡紫色も、線が細い彼らしいです。端正な顔立ちと理路整然たる言動は、学生時代から変わっていないでしょう。身長は173cm前後と平均的ではあるものの、毅然とした佇まいから隠れファンも多かったかもしれません。

彼には交換留学時代があるのですが、留学先の高校ではいつも3人一緒に行動していました。トリオとしても目立っていた可能性は否めません。「ウォルターくんってかっこいいよね」「でも何考えてるかわかんないし、ちょっとブキミかも」「そこがいいんじゃん」…なんてキャピキャピされていたとして、しかし彼が関心を抱くことは無かったでしょう。

ウォルターの何が「秘めた感情」なのかはキャラ解釈が広がるところですが、ミストリウム時代からのシャーロットへの想い、が最も明らかでしょうか。それもアナスタシス第2話以降は晴れて想いを打ち明けられるわけで、本当によかったです。

薬屋として門戸を叩く人こそあれ、交友関係は知れた範囲。彼はアルカディアで顔がそれほど広い方ではありません。誕生日である今日のことを知っている人は、それほど多くないでしょう。どんな一日だったでしょうか。

それこそ、ひょんなことから彼の誕生日を当日に知ったシャーロットが、お祝いをしたくても、ひとりではできないことにヤキモキしていたところ。グリゼルダとともに店を訪ねてきて、お茶の誘いを持ちかけた旧友のエルヴィンに、彼らしくないなと違和感を持ちながらもたまにはと賛同し、4人で腰を掛け、話をして、手土産のようなものを渡される。利益にならない親睦を好まないくせにどうして、とエルヴィンの様子にハテナをもたげつつ、「楽しいお誕生日会だったわね!」というシャーロットの一言で、あれは彼なりの祝福だったのか、ということに気付く。

とか、そういう流れだったかもしれません。ともあれ、素敵な時間になったことは間違いないありません。もうひとりの旧友、アルフレッドが存命だったら、もっと賑やかになっていたことでしょう。

ということで、次回のお知らせです。

★次回更新について

キャラソンを公開したい!と思いながら2月になってしまいました。途端にやることが増えてきて、いざ公開するとなると動画やら文字入れやら、凝りたい性分が顔を出してきてしまいますね…。ちなみに2曲分あります。2022年、始まってまだ2月ではありますが、本当に腕と時間が足りません。現在はシナリオを書きつつスクリプトを組みつつバレンタインイラスト(バレンタインはもう目の前…)を描き進めていますが、なかなか強敵ですね。

それではまた。

1/16 誕生日おめでとう!

こんにちは。歩くです。

★1/16 Happy Birthday!

少し日付は越えてしまいましたが、先日1/16は『融和性アルカディア』シャーロットのお誕生日でした!おめでとうシャーロット!

生まれた、というよりこの日に完成した、と言った方が近いかもしれませんね。ミストリウムの辣腕な技術者達によって、呪術人形(ヘムドール)として造られた彼女。

今でこそ赫と碧のオッドアイですが、造りたての彼女のアイホールに埋め込まれたふたつの赫は、まごうことなきルビーでした。なかでも極上のルビーは「ピジョン・ブラッド」と呼ばれますが、まさしくシャーロットの瞳には、それらが使われていました。まばたきをするたびにきらめき、艶めく赤色。その星屑のような輝きに惹かれるなと言う方が無理な話です。

そうして目の合った人間の心の闇を引き摺り出し、呪詛を唱えさせては憎悪の連鎖を産んでいく…常に悲劇の渦中にその身を置くことになりました。

シャーロットの出てくる本編第2話では、実はそんな状況が苦しかったというような心情を吐露しています。しかし彼女は呪術人形(ヘムドール)。それこそが自分の存在意義でもある自覚はあったでしょう。しかし運命の悪戯か、はたまた必然か。結果的にその環境から逃れ、最終的にウォルターの手に収まった。アナスタシスでは、まさしく喜劇的な結末を辿ったわけですね。

さて、そんな彼女に捧げる誕生花はこちら。

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テンドロビウム

花言葉は…

「わがままな美人」「華やかな魅力」

う〜ん、まさに彼女のためにあるような以下略(1ヶ月ぶり過激派3度目)

一見、人畜無害なアンティーク人形に見えるシャーロット。立ち絵ではおそらく上品なクラシカルロリータ風の衣装となっているでしょうが、ゴスロリ甘ロリも似合いそうですね。いつか差分で存分に着せ替えを楽しませてあげたいな〜なんて思ったりしています。スピンオフでウォルターとシャーロットの買い物回なんかも盛り上がりそうです。

誕生日である今日は、ウォルターに存分に甘やかされていてください(願望)。誕生花であるテンドロビウムの花束をプレゼントされ、アフタヌーンティーと紅茶を嗜み、好きなだけ花弁を食べ、酔った頬をウォルターに撫でられて過ごしていたらいいと思います。

「どうしてウォルターはシャロが好きなの?」なんて言っていても可愛いですね。そのまま照れたウォルターと、ランタンの灯った植物だらけの部屋で小さな輪舞曲でも踊っていればいいと思います。

ということで、次回のお知らせです。

★次回更新について

未定です。1月中にキャラソンを公開できればと思っていましたが、退っ引きならないオフの事情により立て込んでいるため延期になる恐れありです。しかしながらキャラソン作業をぼちぼち進めつつ、ラクリモサ執筆作業もモサモサとやりつつ、実は水面下でアルカディア以外のプロジェクトが進行していたりいます!また嬉しいお知らせができるよう邁進してまいりますね。

それではまた。

第13話補記

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こんにちは。歩くです。

当記事はネタバレを含むため、【第13話】まで読了後に読むことをオススメします。

新シナリオ追加しました!

【融和性アルカディア -Anastasis-】第13話を、更新しました!
ついに最終話を迎えました。

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12/21 誕生日おめでとう!

こんにちは。歩くです。

★12/21 Happy Birthday!

本日は…『融和性アルカディア』アルフレッドの誕生日です!おめでとうアルフレッド!

彼を語ると言えば第6話ですね。第6話はアルカディアの中でも異色の結末を迎えることで有名(?)です。「賢者の石」へ心血を注ぐあまり、エルフの女王の心をも蝕んでしまう。ソフィも大変な男を気に入ってしまいましたね。

いわゆるマッドサイエンティスト的な立ち位置の彼。アナスタシス本編ではただ気が狂ってしまった男のように見えますが、実はラクリモサでは結構しっかり他人とコミュニケーションを取っています。

キャラプロフィールでは「底知れない好奇心を宿した深い紅玉(ルビー)色の瞳が常に爛々と輝いている。」なんて風に語られていますが、無意識的な眼力は他人にどんな印象を与えるのでしょうか。彼自身が無邪気と好感度の塊みたいな青年なので、ドギマギしたり、魅入られてしまったり、…なんていう周囲の反応も、ラクリモサで楽しんでくれたら嬉しいなと思います。

第9話と第10話でも人伝いに出てくるものの、露骨に出番が少ないですね…(笑) しかし彼は“破滅”という運命を迎えるキャラとして本編では描かれていますので、それはしょうがありません。彼自身も賢者の石に取り込まれたがっていたので、よしとしましょうか…

さて、そんな彼に捧げる誕生花はこちら。

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プラタナス

花言葉は…

「天才」「好奇心」

まさに彼のためにあるような樹木ですね(1ヶ月ぶり過激派2度目)

ルフレッドの誕生花はこれ以外、考えられません。花というか木というか、非常にシンプルで飾り気がないところも彼らしいです(ちなみに古代ギリシャの哲学者プラトンアカデメイアの森で弟子達に哲学を説いたことに由来するなんていわれている花です)。

ルフレッドも故郷ペンデュリオンで錬金術を説いたりしていたんでしょうか。魔術の発達した中央都市の学会では「時代遅れだ」なんて非難されるのが目に見えるのがオチですが、それでも屈せず一途に研究を続ける姿が目に見えるようです。…健気な努力家なんですね。

誕生日である今日は、もし彼がこの世にいたら、ソフィと夜光虫の飛ぶ湖畔で星詠みでもしていてください。「あの星、ソフィに似ているね」なんてキザに聞こえようセリフも、アルフレッドならきっと純粋無垢な響きを伴ってソフィの心を灯すはず。彼らのやり取りは非常にロマンチックなんです!ラクリモサですごく緻密に描いてます。

あるいは学び舎を共にした旧友に祝われたことはあるかもしれませんね。アルフレッド、ウォルター、そしてもうひとり…化学反応のように騒がしくも愛らしい、その三つ巴学園生活も、ラクリモサにてお届けします!


ということで次回のお知らせです。

★次回更新について

次回 第13話「人狼と少女」12/25(土)21:00

ついに最終回です。感慨深いですね。

★お知らせについて

もしかしたら年明けに、素敵な告知をお届けできるかもしれません!
お楽しみに。

 

それではまた。

第12話補記

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こんにちは。歩くです。

当記事はネタバレを含むため、【第12話】まで読了後に読むことをオススメします。

 

新シナリオ追加しました!

【融和性アルカディア -Anastasis-】第12話を、更新しました!
まさか……彼女が……

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第11話補記

こんにちは。歩くです。

当記事はネタバレを含むため、【第11話】まで読了後に読むことをオススメします。

 

新シナリオ追加しました!

【融和性アルカディア -Anastasis-】第11話を、更新しました!
ついに……彼が……

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